2011年8月26日金曜日

猿田絵夢さんならびにジャックスのこと

僕のまわりには割と創作活動をしている人が多いのだが、友人の猿田絵夢さんは小説を書いている。最新刊はセピア・レミニサンス。絵夢さんは本来恋愛小説が好きなのだが、今回はちょっと純文学っぽい感じに揺らいでいて、その不安定感?が逆に魅力になっている。その揺らいでいる後半の雰囲気はなかなかいい。

で、その前の作品がガラスの部屋。これは僕の好きな学生運動の時代が舞台になっていて、なんとジャックスの「遠い海へ旅に出た私の恋人」の歌詞の一節が引用されているが、タイトルが間違っている(笑)しかも絵夢さんは曲を覚えていただけでジャックスを知らなかった!!それで僕がジャックスのアルバムを聴かせてあげたわけだが・・・この辺の感覚のみで緻密な計算をしないところが絵夢さんのいいところでもある?

ジャックスは僕の結構好きなバンドで、最近のお気に入りは追放の歌。Youtubeで知った曲だが、ライブ音源しかないようだ。

俺の背中にこだまする 人々のあの歌が
喜びの歌じゃない 追放のあの歌
昨日は俺も一緒に歌ってた

最近、こういう曲がなぜか聴きたくなる。

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