2013年11月8日金曜日

恋の十字路 ザ・ライオンズ

この曲がCD化されるとはびっくりした。

ずっと探していたライオンズの「恋の十字路」が、最近、発売時と同じ「絵の中の恋人」とのカップリングシングルで、CDとして発売された。
20年ぐらい前、有線のGSチャンネルで一度だけ聴いたことがあり、一発で気に入ってしまった曲だったが、それ以後一度もこの曲を聴く機会がなかった。カップリングの「絵の中の恋人」のほうは何度か聴く機会があったのだが・・・
GS末期の曲ということで、この曲を話題にする人はほとんどいないのだが、妙に僕の感性にぴったりはまってしまった不思議な曲。曲調はブラスを配したいわゆるR&B歌謡だが、ほのぼのとした感じがすごくいい。R&B歌謡と言えば欧陽菲菲の同名異曲「恋の十字路」が名曲中の名曲と言われているが、こちらもそれに匹敵する名曲だと思う(のは僕だけか?)

2013年3月14日木曜日

踊り子 In My Life

最近、プログレをよく聴いている。これまでプログレというと演奏を重視した音楽とか、10分以上の大作が多いとか、そういうイメージで敬遠していたのだが、あるサイトのおかげで、プログレの中にもビートルズっぽい物やフォークみたいな物もあることを知って、色々と聴きまくっている。
で、最近びっくりしたのが、 Barclay James Harvest というバンドのIn My Life という曲
Barclay James Harvest /In My Life
歌謡曲通の人なら一瞬でわかると思うけど、イントロが
「踊り子/フォーリーブス」
にそっくり。「踊り子」に関してはエンディングが「今日を生きよう」(テンプターズ/グラスルーツ)からの引用というのは有名な話だが、このイントロに関してはあまり知られていないのではないだろうか?

プログレと歌謡曲という事で思い出したのが梅沢富美男の名曲「夢芝居」。こちらはだいぶ前に気づいたのだが、この曲のイントロは少し前の記事でちょっとだけ触れたKing Crimson21st century schizoid man からとられたものと思われる。というのも「夢芝居」の編曲者自身があるテレビ番組で
「この曲の出だしはストーンズかなんかからとったもの」と言っていたからである。ストーンズにはそれらしい曲がなかったのだが、ある日、テレビを見ていたら自動車のCMでクリムゾンのこの曲が流れてきて、その瞬間「あっ、これだ」と思った。